2025.04.30

そもそも「法定相続人」って誰のこと?何か基準があるの?

法定相続人とは、民法で定められた「亡くなった人の財産を引き継ぐ人」のことよ。相続順位も決まっているの。
法定相続人は、次のような順序で決まります。
| 順位 | 相続人 | 具体例 |
|---|---|---|
| 第1順位 | 子(またはその代襲者) | 実子、養子、孫(子が死亡している場合) |
| 第2順位 | 直系尊属 | 父母、祖父母 |
| 第3順位 | 兄弟姉妹(またはその代襲者) | 兄弟姉妹、甥姪(兄弟姉妹が死亡している場合) |
配偶者は常に相続人になります。つまり、第1~第3順位の誰がいるかによって、配偶者と「誰が」一緒に相続するかが決まるのです。

例えば、子どもがいない場合は、配偶者と親が一緒に相続します。親もいなければ、兄弟姉妹が相続人になるよ。

法定相続人となるべき人がすでに亡くなっている場合、その子や孫が代わりに相続する制度です。これを「代襲相続」と呼びます。
法定相続人が誰もいない場合は「相続人不存在」となり、特別縁故者への分与や最終的には国庫へ帰属します(詳しくは「相続人がいないとき」記事参照)。

なんとなく分かったけど、うちの家族構成だとどこに当てはまるのか不安だなあ…
「自分の法定相続人が誰になるのか不安」「遺言で調整すべきか悩んでいる」などのお悩みがあれば、私たち専門家が状況に応じて丁寧にサポートいたします。お気軽にご相談ください。
ご相談・ご質問などお気軽にお問い合わせください(初回60分無料)