2025.05.04
相続で不動産を兄弟姉妹など複数人で分けるとき、「共有名義」にすることができます。
しかし、共有名義はトラブルの火種になりやすく、長期的に問題を抱える原因にもなります。
今回は、「共有名義の落とし穴」と題して、相続後に注意すべきポイントを解説します。

兄弟で1つの家を相続したら、とりあえず「共有」にすればいいのかな?

たしかにその場は丸く収まりますが、あとで売却や使用をめぐって揉めやすいんです。
共有名義とは、1つの不動産を複数人で持つ権利形態です。
たとえば兄弟2人で1/2ずつ所有しているような状態が、共有名義にあたります。

共有名義は「争族」の原因になりやすく、売却や賃貸がしたくても誰かが反対すると進みません。放置すると“塩漬け不動産”に。
「とりあえず共有」はその場しのぎにしかなりません。時間が経つほど解決が難しくなるため、早めの対策が重要です。
共有名義で悩んでいる方は、私たち専門家へご相談ください。