2025.05.04
不動産を相続したら必要になる「相続登記」。
これまでは義務ではありませんでしたが、2024年4月から義務化され、怠ると10万円以下の過料が科される可能性がある重要な手続きです。
この記事では、相続登記の基本と義務化にともなう注意点について、やさしく解説します。

相続登記って、何をする手続きなの?

亡くなった方の不動産の名義を、相続人に変更する手続きです。法務局に申請して登記簿を更新します。

登記がされないまま放置された不動産は「所有者不明土地」として社会問題になっていました。今回の義務化はその対策の一環です。
相続登記には、以下のような書類が必要です。
協議がまとまらなくても、まずは「相続人申告登記」をすることで、過料を回避できます。
※これは法定相続分で名義変更する簡易手続きで、あとから分割協議で調整可能です。
相続登記は、親の不動産を正式に自分の名義にするために必要な手続きです。
放置しておくと、将来の売却・相続・管理が非常に困難になります。
不安に思ったら、まずは私たち専門家へご相談ください。