2025.05.16

日本で勉学に励む外国人留学生が、卒業後にそのまま日本で就職を目指すケースは年々増加しています。しかし、「留学」から「就労」への在留資格変更は、慎重な準備と正確な知識が必要です。本記事では、その流れや注意点を、やさしい会話形式で解説します。

大学卒業後、日本の会社に内定をもらいました。すぐに「就労ビザ」に変更できるんですか?

はい、可能です。ただし、「就労ビザ」の中にもさまざまな種類があります。たとえば『技術・人文知識・国際業務』などが一般的です。申請前に、内定先の仕事内容がどのビザに該当するかを確認しましょう。
以下の図で全体の流れを確認してみましょう。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① | 内定獲得 |
| ② | 企業が雇用契約書を作成 |
| ③ | 在留資格変更許可申請(出入国在留管理局) |
| ④ | 審査(約1〜2か月) |
| ⑤ | 結果通知(許可/不許可) |

どんな書類を用意すればいいのか、わかりづらいなあ。

主に次のような書類が必要です:

不許可の原因で多いのは「仕事内容と学歴のミスマッチ」です。たとえば文学部卒の方がITエンジニアとして採用された場合、審査官に疑問を持たれることがあります。仕事内容の説明資料を丁寧に作成しましょう。
在留期限ギリギリの申請は避けましょう。卒業後すぐに「特定活動(就職活動)」に移行し、そこから「就労ビザ」へ切り替える方法もあります。十分な余裕を持って行動することが大切です。
在留資格の変更には多くの書類と判断基準があります。「この内容で大丈夫かな?」と感じたら、私たち専門家が丁寧にサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。
[temp id=2]