2025.05.16

外国人が「技術・人文知識・国際業務」や「技能」などの在留資格で日本に就労する際、実務経験が必要になるケースがあります。その際に提出が求められるのが「実務経験証明書」です。ただし、この書類は単なる勤務証明ではなく、在留資格との整合性や客観性が求められます。この記事では、証明書の基本構成と注意点を解説します。

大学は出てないけど、経験があればビザがもらえるって聞いたんですが…

はい、たとえば「技能」や「技術・人文知識・国際業務」では、大学卒業と同等の知識を3年の実務経験で代替できるとされています。その証明のために実務経験証明書を提出する必要があります。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 被証明者氏名 | パスポートと一致する英語氏名 |
| 在職期間 | 開始日〜終了日(年月) |
| 勤務形態 | 常勤/フルタイム/パートタイムなど |
| 職務内容 | できるだけ詳細に。職種だけでなく内容まで |
| 証明会社情報 | 会社名・代表者名・住所・連絡先 |
基本的に決まったフォーマットはありませんが、A4横書きで会社のレターヘッドを使用し、署名と押印を含めるのが一般的です。英語または日本語で記載できます。
証明書のフォーマット提供、英文翻訳、記載内容のチェックまで、専門家が丁寧にサポートいたします。お気軽にご相談ください。
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