2025.05.18


外国人って、日本の年金に加入しないといけないの?将来もらえるのかどうか不安って声も聞くけど…

日本で働く外国人も原則として年金に加入する義務があるよ。ただ、帰国する人も多いから「脱退一時金」など特有の制度もあるの。
日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人は、国籍に関係なく年金制度への加入義務があります。
| 制度の種類 | 対象となる外国人 |
|---|---|
| 国民年金 | 自営業者、学生、無職、短時間労働者など |
| 厚生年金 | 会社員・技能実習生・特定技能・日系人など |
外国人が日本を離れる際に、一定の条件を満たせば、それまで支払っていた年金保険料の一部を払い戻しできる制度があります。
申請期限は帰国後2年以内です。厚生年金と国民年金の両方が対象になります。
以下の国と日本は、年金協定を締結しており、年金の「二重払いの回避」や「加入期間の通算」が認められています:
協定国の方は、脱退一時金ではなく、自国で年金として受け取れる可能性もあります。

特に日系人や長期在留の方は、将来の年金受給を視野に入れた対応が重要です。適切な加入と記録の管理が、安心した老後につながります。

払ってもどうせもらえないって思ってたけど、ちゃんと手続きすれば戻ってくる制度もあるんだね。

そうだよ。特に支援者や雇用主がこうした制度を知っておくことで、トラブルも防げるし、外国人にとっても安心感につながるんだ。
日本で暮らす外国人も年金制度の対象です。短期滞在でも加入義務があることや、帰国時の脱退一時金などを正しく理解することが、制度を有効に活用するポイントです。
年金加入や請求でお困りの方は、私たち専門家にご相談ください。
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