2025.05.22


そもそも「建設業許可」って、どんなものなんですか?

建設業許可とは、一定規模以上の建設工事を請け負う場合に必要な、都道府県や国から与えられる営業許可のことです。許可がないと、法律で定められた金額以上の工事は受注できません。

建設業許可には、どんな種類があるんですか?

主に「知事許可」と「大臣許可」、そして「一般」と「特定」の区分に分かれています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 知事許可 | 営業所が1つの都道府県内のみ |
| 大臣許可 | 営業所が2つ以上の都道府県にある場合 |
| 一般建設業 | 下請に丸投げしない工事や小規模な現場向け |
| 特定建設業 | 発注者から直接受注し、下請に多く出す場合に必要 |

許可がないと、どんな不都合があるんですか?

無許可で受注した場合、工事の契約が無効になるリスクや罰則、信用の失墜など多くのデメリットがあります。公共工事の入札にも参加できません。

実際に許可を取るには、どんな条件があるんですか?

主な要件は「経営業務の管理責任者」「専任技術者」「財産的基礎」「誠実性」などが必要です。各要件を満たすかのチェックが重要です。
| 要件 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 経営業務の管理責任者 | 5年以上の経営経験など | 過去の実績証明書 |
| 専任技術者 | 資格や10年以上の実務経験 | 資格証・実務経験証明 |
| 財産的基礎 | 500万円以上の資産や預金 | 決算書や預金残高証明 |
| 誠実性 | 法令違反がないこと | 過去の法令違反履歴 |

実際の手続きや書類準備は複雑なことも多いので、私たち専門家にご相談いただければ、丁寧にサポートいたします。
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