2025.05.25


国民健康保険・国民年金と、協会けんぽ・厚生年金って、どちらがトクなんでしょう?違いがよく分かりません。

大きな違いは「保険料の算定方法」と「将来の年金額」です。協会けんぽ・厚生年金は法人や従業員のいる方が主に加入し、国民健康保険・国民年金は個人事業主やフリーランスの方向けです。
| 制度名 | 加入者 | 保険料の決まり方 | 年金額 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|---|
| 国民健康保険 国民年金 |
個人事業主、無職、フリーランス | 所得や世帯人数等で決定 年金は定額 |
老齢基礎年金のみ 月6.5万円前後(令和6年) |
保険料が一定水準で抑えやすい 手続きが簡単 |
将来の年金が低め 傷病手当等の保障が少ない |
| 協会けんぽ 厚生年金 |
法人・会社員・従業員 | 報酬額に応じて決定(半額は会社負担) | 基礎年金+厚生年金分上乗せ 月10万円以上も可 |
将来受取る年金が大きい 傷病手当・出産手当等も充実 |
保険料は高め(報酬高いと負担大) |

一概に「どちらがトク」とは言えません。収入・家族構成・将来設計によって変わります。最適な選択のため、私たち専門家までぜひご相談ください。
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